パーソナライズド検索とは?
パーソナライズド検索は、検索エンジンが個々のユーザーに合わせて検索結果をカスタマイズする仕組みのことです。この機能は、ユーザーの検索履歴、クリック履歴、地理的位置、デバイスの種類などの情報を元にして、そのユーザーが関心を持つであろうコンテンツを優先的に表示することを目的としています。
ユーザーニーズを汲み取って、ユーザーごとの検索結果を出すことは基本的には便利な機能です。
他のユーザーには客観的で中立的な検索結果が求められる場合もあります。そのため、パーソナライズド検索の無効化方法を知ることが、ユーザーが情報をより客観的に取得するために役立つことがあります。
- 検索結果の個別最適化
ユーザーが以前に行った検索や閲覧履歴に基づいて、検索エンジンはそのユーザーに合わせた検索結果を生成します。これにより、同じキーワードを使っても、異なるユーザーに対して異なる順位の結果が表示されることがあります。SEO上のネガティブはここにあります。「私と順位が違うじゃないか!」というあるあるなクレームに直結します。 - 地理的な要因の考慮(現在地・過去のマップの履歴)
ユーザーの物理的な位置情報を取得し、それに基づいてローカルな検索結果を優先的に表示することがあります。例えば、レストランやショップの検索で特に有用です。 - デバイスの種類
ユーザーが使用しているデバイスによっても検索結果が調整されることがあります。モバイルデバイス向けに最適化された結果や、デスクトップ向けの結果などが存在します。 - 個人情報の利用(画像検索や過去の閲覧履歴)
ユーザーがサインインしている場合、そのアカウントに関連する情報(例: Gmailアカウントのメール内容)を参照して、よりパーソナライズされた結果を提供することがあります。
パーソナライズド検索の無効の方法は?
- シークレットウィンドウをつかう
- &pws=0のパラメータを使う
- Googleの設定を変える
上記を一つずつ説明していきます。
無効方法1:シークレットウインドウを使う
シークレットウインドウとは、ウェブブラウザのプライバシーモードを指します。異なるブラウザやデバイスでは、このモードに異なる名前が付けられることがあります。以下にいくつかの一般的なブラウザでの呼び名とその概要を示します:
- Google Chrome
“シークレットウインドウ”は「シークレットモード」とも呼ばれます。このモードでは、ブラウジングデータ(履歴、クッキー、検索履歴など)が保存されず、閲覧中に行ったアクションがブラウザに残りません。 - Mozilla Firefox
Firefoxでは、「プライベートウインドウ」と呼ばれています。同様に、ブラウジングデータは保存されず、プライバシーが強化されます。 - Microsoft Edge
Edgeでは、「インプリベートブラウジング」または「InPrivateブラウジング」と呼ばれています。これも他のプライベートブラウジングモードと同様に動作します。 - Safari
Safariでは、「プライベートブラウジング」と呼ばれています。通常のブラウジングとは異なり、閲覧履歴やクッキーが保存されません。
ショートカットキー:Windows
control+sift+N
ショートカットキー:Mac
command+sift+N
ショートカットキーを押すと上記のウインドウがでてきますので、このまま検索するとパーソナライズド検索が無効にされた状態で検索することができます。
◆Googlechromeのメニューからも選択できます。
無効方法2:&pws=0のパラメータを使う
検索結果のURLの最後に「&pws=0」を含めるとパーソナライズド検索が無効になります。
このようにパラメータを含めてエンターキーをクリックします。
これで、無効状態で検索できます。
無効方法3:Googleの設定を変える
そもそも全部パーソナライズド検索を無効にしたい場合は、根本から変えてしまいましょう。
①検索結果の右上にあるクイック設定にアクセスします。
②検索履歴をクリック
③管理>アカウントに基づく情報>オフ
チェックを外してオフにして完了です。
まとめ
ユーザーにとって最適化される検索結果がユーザーエクスペリエンスを向上となる一環ですが、たびたび正しい検索順位が知りたいときの邪魔になります。
その際にパーソナライズド検索を無効にして、正しい検索結果を取得していきましょう。
コメント