GA4の探索レポートを使用する際に正規表現を使えれば、
ORで検索したい、ANDで検索したい、などもろもろに対応可能!
複雑な絞り込み条件で、探索レポートでしきい値などで正しい数値が見えれない、できれば標準レポートでみたい場合で活用できると思います!
正規表現とは?
Googleアナリティクスでの正規表現は、ウェブサイトのトラッキングやデータ解析に使用されます。正規表現を使用することで、Googleアナリティクス内でのデータの検索やフィルタリング、セグメンテーションがより柔軟に行えます。
つまり正規表現を使いこなせば、用意されたメニュー以外でフィルタリングを行えるのです。
例えば、コンバージョンイベントが複数用意されている場合、計測した内容が10個のうち3つだけ、ということは往々にしてあると思いますが、
この3つだけをコンバージョンイベントして件数を見たい、というときに正規表現を使えば1個ずつだして合計する、ということを回避できます。
Googleアナリティクスで使用できる正規表現例
正規表現 | 記述例 | 意味/どういうとき使うか |
| | column|news | OR検索 記述例はcolumnとnewsディレクトリの両方を計測 |
$ | /column10$ | 〇〇で終わる 記述例はcolumn10のみ一致 column100は対象外 |
^ | 〇〇で始まる 記述例はチャネルをGoogleに一致するものだけを抽出 | |
* | /column/* | 配下すべて 記述例はcolumnディレクトリ配下すべて |
? | https?://aaa.com | 直前の文字が0個か1個かどちらか 記述例は https://aaa.com http://aaa.com 両方取得 |
[ ] | [10] | 囲まれた文字が任意の順序で文字列に含まれる場合に一致 記述例で計測できるのは、 110、0110 など |
種類はもう少しあるのですが、使用される頻度が多そうなものを掲載。
ヘルプにその他を確認できます
Googleアナリティクスでの使用方法
探索レポートのフィルターのマッチタイプを選択の部分があります。
次の正規表現に一致、一致しない等がでてきます。
例えば対象の二つのページだけみたいんだけどな、という際に
こうしますと、、、
このように絞り込めました!
イベント名など煩雑になっている場合にも使えそうです。
まとめ
今回は、GA4の正規表現についてご紹介いたしました。
まだまだ開発途中とあって正規表現の仕様も変わってくる可能性がありますので
常にアップデートしていきましょう◎
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