前回は、簡単なグラフやスコアカードの出し方をご紹介いたしました。今回はもうすこし踏み込んで、クエリのデータを抽出の仕方をご紹介いたします。
Looker studioとサーチコンソールを連携してレポートを自動化!Vol.1(スコアカード・グラフ編)
クエリデータの抽出方法
クエリデータとは、ユーザーが検索したキーワードのことです。サーチコンソールでは、そのキーワードでどれだけサイトが表示されたか、クリックされたか、順位は何位かというデータがみられます。
Looker studioの利点を生かして、見方がわからない人にサクッと渡せるレポートとして、クエリデータは重要な情報となるはずです!
今回も表を追加してみましょう。
下記の設定がデフォルトで出るかと思います。スコアカードだと指標は一つしか選択できませんでしたが、表になると複数追加ができます。

これを・・・

※データはサンプルアカウント※
ディメンションをクエリに変更、それぞれクリック~順位を指標をいれるとこのような表が完成します。順番は上から順番に左詰めになります。
また、英語のままだと不親切だと思いますので、赤丸の指標のALTをクリックすると設定画面が出現しますので、
ディメンションをクエリに変更、それぞれクリック~順位を指標をいれるとこのような表が完成します。順番は上から順番に左詰めになります。
また、英語のままだと不親切だと思いますので、赤丸の指標のALTをクリックすると設定画面が出現しますので、

名前を変更すると任意の名前に変更できます。今回は「clicks」を「クリック数」に変更しました。

また、この並び替えを変更すれば、表示回数が多いものじゅん(少ないものも可)などで並び替えが可能。サブの並び替えで第二まで設定できます。
これだけだと、こんなクエリが多いんだ~ふーん。ぐらいの認識になってしまうので、比較する指標をいれましょう。
日付のエリアに比較の期間というものをいれると

比較が出てきます。これで前の期間よりよくなってる、悪くなっている等を確認することができます。
サーチコンソールでももちろん見ることはできるのですが、比較をいれるとどうしても画面が重くなってしまします。
Lookersutudioでさくっと見たい場合にちょうどいいですね。
スコアカードと表を1ページにおさめるとこんなかんじです
1回目2回目の方法で下記のようなSEOレポートが完成しました◎
何アカウントも運用しているようであれば、このLooker studioレポートを複製して一覧化するようにしておけば、ある程度の状況を確認できるようになります。
(サーチコンソールの定期巡回ももちろん大事ですが)

と、ここまでいくともしかしてお気づきかもしれません。
ここから何か施策につなげようとしたときに、結果の良いクエリと、悪くなったクエリを抽出したいと。
そうなると、現状のLooker studioとサーチコンソールの連携では機能が働きません。
(比較行で並び替えができない><!できてくれ~)
この先はLooker studioとスプレッドシートの連携が必要となりますので、第3回でご紹介したいと思います。
まとめ
今回はLooker studioでSEOクエリレポートを作成する方法をご紹介いたしました。
触れば触るほど、かゆいところに手が届かないLooker sutudioさんですが、
癖を知って対策していきましょう◎
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