Googleサーチコンソールのレポート、自動化できないかな、と考えたときに同じくGoogleのBIツールで簡単に連動できるLooker studioが上がってくると思います。
ただ、微妙に出したいものが想定のビジュアルでスムーズに出せるかというとそうではないです。
Looker studioとサーチコンソールの自動化を数回に分けて紹介していきたいと思います。
まずはLooker studioとサーチコンソールの連携方法とは?
まずはデータソースを連携していきましょう!

①上の赤丸の「データを追加」を押すとデータに接続が下からにゅっと出てきます。
②その中から「search console」を選んでクリックしてください。

③データのアクセス件を許可しますか?とあるので承認を押しましょう。
今ログイン中のアカウントをクリックします
④ログイン中のアカウントのURLがならんでいると思いますので、連携したいURLをクリックします

⑤サイトを選ぶと「サイトのインプレッション」か「URLのインプレッション」か分岐があります。
今回は「サイト全体の」データを取得したいので、「サイトのインプレッション」を選びます。
⑥さらに検索タイプは「web」データがほしいのでwebを選択して右下の追加をクリックします
⑦最後にもう一度追加してもいいですか?のポップアップが出現するので、それもレポートの追加をクリック

そうするとデータの中にサーチコンソールのデータが反映されました。

クリックするとこのようなデータが出てきます。
これらを組み合わせてデータを抽出していきましょう!
実際にレポートを作ってみましょう!
まずは、「グラフを追加」していきます。どういったアウトプットを出したいか、
グラフにしたいのか表にしたいのか、数値だけを知りたいのかを決めてクリックします。
今回は「スコアカード」を出していきます。

スコアカードをクリックして、Looker studioのキャンパスに載せます(あとで移動できます)
そうすると、右側にツールバーが出現しますので、ここでこのスコアカードをどういう条件で出したいのか決めることができます。
指標は見たい数値、上の画像だと

・指標…見たい数値
・スパークライン(ディメンション)…どの切り口でみたいか(この場合dateしか選べません)
・デフォルトの日付範囲…見たいデータの期間
Looker studioで日付を可動式にする方法。参照したい日付を自動化して時短しよう!
今回は過去28日間のクリック数を出したい、と設定しました。
これは、サーチコンソール上の検索パフォーマンスの「合計クリック数」の数値と同じになります。
サーチコンソール上だと、デフォルトが3か月間となっているので、別の期間で常に見たい場合役立ちます。

↑この部分です
また、「clicks」を変えれば
・「impression」…合計表示回数
・「Average position」…平均掲載順位
・「site CTR」…平均掲載順位
・「query」…獲得キーワード数
※獲得キーワード数とは検索結果に表示されたキーワード数になります。
SEO上では重要な指標といえますので是非計測してください◎
と、変えられることができます。
また、このスコアカードを表にすると
月別のクリック・表示回数・CTR・平均掲載順位・獲得キーワード数を見ることができます!
これもサーチコンソール上だと一つずつしか出せないのでちょっと面倒ですよね。
そのあたりをサクッと表示できるのでLooker studioで連携する魅力といえます。

こんなかんじでカードを並べるてみました◎
サーチコンソール、どうみていいかわからないよ~という上司の方にこれだけみてくれていたらいいです!と渡せるといいですね。
さて、次回はもう少し踏み込んでSEO重要なキーワード分析やURLの分析を
Looker studioでやっていきたいときの方法をご紹介いたします。
まとめ
今回はLooker studioとサーチコンソールの初期の連携方法をご紹介いたしました。
ぜひ導入して人間がやる作業を減らしていきましょう!!!
コメント